水谷

全日本卓球2019

水谷隼の10回目の優勝で終わりました。

正直準決勝からしか見てないです。

見てないけど

めちゃめちゃ嬉しい！

僕が卓球を始めたのが13年前。

その始めた年に水谷隼が最年少で全日本を獲ったのよ。

僕世代の卓球経験者は、水谷隼は日本の宝だと信じて疑わなかったはず(強豪校じゃないから知識がなかっただけ？いや、そんなことはない)。

それまでの日本男子卓球は

その昔、球の大きさが米粒時代に

神懸っていたカミソリ小野さんやらなんやらが、自慢の7枚刃を用いて世界を席巻していたのだけれど

稲作はわしらのもんじゃー！と

大陸の総大将 劉国正がいとも簡単に7枚刃に米粒をつまらせて時代を総取り。

もうそっからはほぼ中国人のための競技で

たまぁに欧米の金髪賢者が小馬鹿にしたように勝ってただけ。ガタイ良かったよね。

日本男子はといえば

ダサい、モサい、クサいの3サい氷河期真っ只中。

悪く言うつもりは微塵もなく

岸川さんが北陸魂を見せつけてただけだった。

あとは吉田っち。あのプレースタイルに憧れた初心者は多かったはず。

そこに現れたのがそう、水谷隼さんですよ。

高校生で全日本獲っちゃってさぁ

もう、そのときの僕が水谷隼よりも目立つには

中学のうちに優勝しなきゃいけないのかぁ、なんて思いながら家のこたつで見てました。

水谷隼は、卓球のイメージを変える！っていって

似合わないのに茶髪にしてみたり

中国糊に反抗して１年ストライキしてみたりさぁ(これは関係ないか)。

すっげーかっこよかったのよ。

遂に現れた！！！ヨッ！救世主！！

みたいな見出しの卓球王国が書店にズラリと並んでたもんね。

宮崎監督の巻頭セミヌードだったと思います。

そのあと、ぱぱっと何連覇かして

たまぁに負けて。ずっと決勝にはいたのよね～、はぁ～すごい。

日本のエースから、世界でマークされる選手になっていく過程で全日本を戦う姿を

上からも下からも眺めてました。

なんと眩しかったことか。。。

水谷隼の全日本卓球史と共に、僕は卓球をしてきたんです。

だから、やっぱり何回目の優勝でも、すごく嬉しく思ってしまいます。

負ける姿を見たくないし、日本のエースは水谷隼だと信じて疑っていないから。

エースという自信と自負からこぼれるコメントをね、わくわくしながら見たんですよ。

そしたらなんと

オリンピックで引退をかぐわしてきてる！！！

えぇぇぇぇぇぇ聞いてないよ～～～

まつけん、にわくん、はりもっち、

ほかにも平野くん、神たく、沢山応援したいし、国際大会で見たい選手はいます。

でもでもでも、水谷隼がいなかったら

チャンネルを回さないかもしれない。

無料Wi-Fiの使えるコーヒー屋さんで待ち合わせをしたときに

たまたまネットニュースに上がってたら見るぐらいになってしまうと思う。

昨日コメントを見て思いました。

卓球も好きだけど水谷隼の卓球を見てる方が好きなんだなぁ、と。

嘘ですけど。

東京五輪、出るためには世界ランクもちょっと心配なZONE。

最後の花道、Tリーグ見に行くくらい応援してます。